品質管理
ソフトウェアの品質及び品質管理の目的を理解し、SEとしてプロジェクトの品質管理目標を実現するための活動や取り組みについて学びます。研修を通して気づきを与えることで、品質について継続して考えさせ、実務への応用を促します。また、システム開発における欠陥検出技術として、レビューとテストの重要性を理解し、その技法を習得します。
達成目標
研修期間
2日
研修人数
25人
受講対象者
新入社員、
若手社員、
リーダー
バランス
講義 6 : 4 演習
カリキュラム
1日目
午前
1.品質管理概論
品質特性
品質保証と品質管理の違い
2.品質保証
開発工程に対応した品質保証活動
3.レビューとテストの重要性
レビューとテストの効果
4.レビューとテストの違い
バリデーションとベリフィケーション
午後
5.レビュー技法
レビューの実施形態
ウォークスルーとインスペクション
レビューで検証する内容
6.レビュー演習
【演習】ソースコードレビュー
【演習】設計書レビュー
2日目
午前
1.テスト技法
ソフトウェアテストの種類
単体テスト、結合テストの技法
回帰テスト
2.テスト設計
テスト設計の手順
テスト設計書レビュー
テストの実施とフィードバック
午後
3.テスト設計演習
【演習】テストケース作成
【演習】テスト設計書作成
受講者の声
独立系 システム会社様
満足度
「不具合が起きたときに、どのようにすればお客様に納得してもらえるか、品質の視点から考える術を学べて有意義でした。」
「今回のセミナーで”品質”について多くの気付きがあった。なかでも相手の要求しない高い品質のものを提供しても、それが相手にとっては良い品質とはいえないことが、講義を聞くまで気付かなかった。この点は日本人として特に気をつけなければいけないと思った。」
メーカー系 システム会社様
満足度
「これまで感覚的に理解してきたことが、体系的にわかったのでとても良かったと思います。」
「レビューの観点やテストケース作成の観点が現場ですぐに活かせると感じた。」
「これからはユーザ目線でレビュー、テストを行うことを意識していきたいと思います。」
「品質を考えるうえで各種のフレームワークがあり、システム開発のプロジェクト遂行のなかで使える方法を学べました。今後現場で実際に利活用していきたいです。」