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IT先進国インドで得た新たなインスピレーション  ~インド視察ダイジェスト~

2025.01.23

世界中のIT企業が注目するインド。私たちITアシストは、顧客企業の育成担当者や講師、スタッフ総勢19名で、インド南西部の「プネ」へ視察に出かけました。 「東のオックスフォード」や「東のシリコンバレー」と称されるこの街は、IT産業と研究開発の中心地として知られています。ITアシストとしては12年振りのインド・プネ。私たちは期待と興奮を胸に1月12日から15日の4日間の視察に臨みました。
IT先進国インドの現状と独自の文化、そのエネルギーを肌で感じる視察をレポートします。さあ、インド視察を一緒に覗いてみましょう!




1日目:期待に満ちた移動の始まり

成田→ニューデリー→プネ、12時間以上のフライトを経て到着。現地時間は夜遅く23時。日本とは異なる空気感、排気ガスや砂埃が混じる独特の香りが旅の始まりを彩ります。深夜でも街には活気があり、鳴り止まないクラクションの音が響き渡るなか、ホテルのセキュリティチェックの厳重さに少し緊張しつつも、異国の地で始まる明日への期待と緊張感に包まれながら眠りにつきました。



2日目:活気と革新を肌で感じる1日

目覚まし代わりに聞こえてきたのは、車のクラクションの音。窓を開けると、スモッグに包まれた街並みが広がります。レストランでの朝食は、スパイシーな香り漂うカレーがメイン。食事を終えると、大都会の混沌とした風景を眺めながら、郊外のITパークへと向かいました。道中では、野良犬や野良牛が道端を闊歩する光景が印象的でした。インドでは牛は神聖な存在として扱われているため、こうした風景が日常であることに驚かされます。

未来を語るエンジニアたちとの出会い

まず訪れたのは、ITパーク内のビジネススクール。ここではエンジニアやMBA志望の学生たちが、将来の目標を熱く語ってくれました。「世界をリードする企業で活躍したい」という彼らの情熱に触れ、日本の若手社員にも共有したいという想いが湧いてきました。
その後、ITパーク内の企業を訪問。日本語が流暢なインド人社長から、エンジニアが頻繁に転職する背景や、企業側がどのように環境や評価制度を整備しているのかを伺いました。転職が前提とされる中で、企業側も評価制度や働く環境を進化させているという柔軟な姿勢には、日本の働き方との大きな違いを感じました。
夜はホテルのレストランで懇親会。視察メンバーそれぞれがこの日感じたインドの印象を語り合い、話は尽きることなく続きました。



3日目:インドの文化と生活に迫る冒険


グローバルな視点を学ぶ

午前中は、ホテルでグローバル基礎に関するセッションを受講。インドの現状と未来についての講義を聴き、午後は旧市街散策へ。旧市街では、地元のターリー料理(もちろん、カレー!)に舌鼓を打ち、4人1組でガイドとともに街の散策に出発しました。


カオスとエネルギーの街

マーケットの賑わい、オートリキシャやバイクが縦横無尽にスレスレを通り抜ける道路、そしてクラクションの嵐~~これがインドの日常。その混沌の中にも秩序があり、人々の活気に圧倒されながらも魅了されていく自分がいました。まさにその雑踏のなかには前日に出会ったエンジニアたちのリアルがあり、彼らの成長意欲やハングリー精神の背景や環境を肌で感じられました。オートリキシャに乗った際には、道の起伏に合わせて揺れる車内に思わず歓声が上がり、インドの風を肌で感じる冒険となりました。



4日目:刺激を抱えて帰国


最終日は朝早くホテルをチェックアウトして空港へ。見慣れてきた街並みに少し名残惜しい気持ちになりつつ帰路につきました。ニューデリーの乗り継ぎ時間を使って、集まったメンバーだけで打上げを行い、それぞれが今回の視察の収穫や感想を語り合いました。最後の東京までのフライトでは、過密スケジュールと緊張から解放されたからでしょうか、メンバー全員が一様に深い眠りに落ちていました。



視察を終えて:新たな一歩へ


今回の視察では、インドのIT産業とそのなかでのエンジニアの働き方や情熱、そして街や人のエネルギーを肌で感じることができ、未来を考える新たなインスピレーションを得られた旅でした。メンバー全員が得た新たな発見と学びを、それぞれの業務やビジネスに活かし、新たな成長へつなげていきます~~未来への一歩を踏み出す、大きな糧となる視察でした。